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生化学検査の検体前処理として血液或いは血清を分注する際、試験管内の血液量や血清量を予め予測(計測)しないと、分注、或いは正確に血清のみを抽出する事が出来ません。この液量測定作業の自動化には、従来から可視光やレザー、或いは画像処理技術を用いて“光学的に液面(量)を関知する”方式が有りました。 光学的測定方式は、検体の透過光量の変化を検出するもので、 必然的に試験管の測定部分をクリアに保つ必要が有り @ 採血管 管壁の汚れに弱い。 A ID認識の為の「バーコードラベル」を乱雑に貼り付けられると予想外の乱れが生じるので、ラベルは規定の位置に正確に貼り、且つ試験管の投入方向にも制約が生まれる。 等の制約が有り、現実には“100%パーフェクト読み取り”とは行かない面が有ります。 これらの欠点を一挙に解決したものが、弊社の特殊“X線”を用いた「X線透過測定方式」です。 この方式は、試験管の一方から特殊な軟X線を照射し、反対側に置いた発光体の輝度を画像として捕らえるもので、X線吸収波長を、“液体のみ”に反応する様に適切に選定することにより、その他の要因の影響を最小とする検出方式です。この方式では、試験管の材質や色、形状、は問わない事はもちろん、例えば、試験管に重なって貼られている紙(ラベル等)等で覆われて外からは全く内容物が見えない状態のものまでも確実に内容物の量を知る事が可能となります。照射するX線は微弱な強度で、且つ一検体当たりの暴露時間は極短時間で済み、血液組織に影響を与えません。 装置外へのX線漏れに対しても万全の構造として、装置を扱うオペレーターの安全性も十分に確保しています。X線取扱者の資格等も必要有りません。 |
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>>製品詳細A |
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装置は、「分注装置」の中の「液量測定部」と位置づけられ、ここで計られた液量データが分注機に送信されて分注時(液量分割時)の元データとされます。 装置側面に設けられた投入口から投入された「検体入りカセット」は、装置内のコンベアーで送られて、反対側側面から速やかに出て来ます。 このわずかな時間内に、カセット内の全ての検体の液量が計測されます。カセットは“連続投入”が可能で、この装置の前後に搬送コンベアーを設けて「カセット受け入れ機」→「液量測定機」→「分注機」と連続したシステムを組む事が可能です。 装置にはコンピューターが組み込まれ、高速画像処理と計測を行うと共に、ID管理、データ通信、データの保存、検索機能等の多彩な機能で分注機をサポートします。 装置は、分注機に“組み込み”の場合でも、独立した装置とする場合でも対応可能で、需要家殿の事情に合わせてカスタマイズする事が可能です。 ←【生画像】 例え表面にラベルが貼って有っても、内容物のみが映像化されます! |
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